雑記あれこれ

サラリーマンって社会的に弱者なようで、実は現代日本では最強なんじゃないかという話

ふじよしだ
ふじよしだ
山のふもとで働くサラリーマン、ふじよしだです!みなさま、これからどうぞよろしくお願いしだす!
ほーくん
ほーくん
緊張して噛んでしまったようですが、なまあたたかい目で見守ってやってください。

長年サラリーマンをやっていても、お給料ってなかなか上がっていきませんよね。給料は思うように上がっていかないのに増える仕事、責任、さらには飲み会や取引先とのお付き合いなど、仕事以外のタスクで面倒なことも多い勤め人。

その影響からなのか、ここ数年は自分で事業を立ち上げたり、フリーランス志向の人が多くなっているように感じます。
最近はインターネットの普及により、YouTuberやカリスマブロガーなど若くして事業に成功している人を見る機会も増えました。

しかぁーし・・・、これら表面的な現象だけを真に受け、安易に「会社員を辞めて俺も私も!」と思ってしまう傾向はいかがなものかと思っています。

サラリーマンでもお給料自体を上げることが難しい状況なら、他の方法(副業)で収入を増やせばいいんです。

そして、サラリーマンをしながら副業をするということは、実は想像以上に大きいメリットがあるという事実をお伝えしていきたいと思います。

メリットを利用しつくそう!サラリーマンをしながら副収入を得る働き方が最強である理由

会社に属しているからこそ「信用力」をフル活用できる

フリーランスの方がローンが組めない、融資が通らない、クレジットカードの審査が下りないのはよく聞く話です。融資機関は後ろ盾(=所属会社)でその人に投資する価値があるのかを判断します。

私の身の回りに実際にいたのですが、公務員は20歳そこそこで職歴が浅い人でもバリバリ住宅ローンが組めていました。
私はいくら公務員でも年収がボーナス込みで400万円にも満たない状態の人に数千万も貸すのはどうなんだとしか思いませんでしたが(偏見10割)、融資機関からしたら公務員は優良顧客なので大喜びで貸します。
まぁ、男性だったからこの先辞めるリスクが比較的少ないと見られたのかもしれませんけど。
(でも、過剰融資の弊害で近年は公務員の貸し倒れも増えてきているようですね・・・)

つまり、それほど可視化ができる「属性」は強いのです。

これは、副業を始める前提としてとても有利な条件となります。

ナスB
ナスB
社会的信用があるにこしたことはないんだね。

最大のリスク回避策「固定収入」があるのは実はとてもすごいこと

大多数のサラリーマンが誤解していると思いますが、毎月決まった日に一定額が支給されるというのは、当たり前のようでいて実は結構すごいことです。

固定収入があるということは、前もって資金計画が立てられるということだからです。

サラリーマンだけをやっている方にはこのありがたさは全然気づいていないと思います。フリーランスや経営者の立場だと、かかる経費は前もってわかっても入ってくるお金は実はよくわかってないんじゃないかな。
わからないというよりは、確実に回収できる金額(収入-経費)を把握できるのが事後になりがちなので、保証できないといったほうが正しい言い方ですかね。

確実にこれだけ稼げるという環境は、副業を始めるにあたっては最大の安心材料にもなりますし、経済的・精神的な安心感を得られるという意味でも計り知れないメリットがあります。

ふじよしだ
ふじよしだ
本業あっての副業。一定の収入があるのはなによりの強みだよね。

日本の不公平制度を逆利用した「節税効果」とは

サラリーマンの皆さんは法定の医療保険制度として健康保険および厚生年金保険に加入しますが、保険料を丸々払っているわけではなく会社が折半しています。
つまり本来払うべき保険料の半分の負担で済んでいるわけです。

しかもこれは「給与所得」にかかる部分が保険料の計算基礎金額となるため、副業を始めた際、それが給与収入でないならば、副業で稼いだお金からは保険料が徴収されません。

個人的にはサラリーマンで副業を始める人にとって、これはすごい特権のひとつなんじゃないかと思っています。

なお、残念ながら加入保険が国民健康保険および国民年金になってしまうフリーランスの場合はそうはいきません。現在のところ、稼いだ金額から必要経費を除いた金額が保険料の計算基礎金額となります。

このように、日本の医療保険制度は属性によって不公平極まりない現状なのです!(怒)
(この話はいったん話し出すと長くなるのでまた別の記事でご紹介したいと思います・・・)

まとめますと、保険料に関しては現在、会社員(サラリーマン)は労使折半、自営業者(フリーランスなど)は全負担ということになっています。

今の時代は副業の種類によってはサラリーマンをしながら両立することもじゅうぶん可能な時代です。いいとこ取りをしていきましょう。

ほーくん
ほーくん
特権のあるサラリーマンなのになんで怒ってんの?
ふじよしだ
ふじよしだ
それは抜きにして、不公平な制度自体に怒りが湧くんだわ・・・

当たり前と思っていませんか?「組織で働く」という一種の才能

最近は、「組織になじめない人は実は突出した才能を持っている。さあ、自分の見えない才能を発掘しよう!」(→その後、謎のフリーランスのススメ記事に突入)、「サラリーマンほどバカにされている存在はない」、「まだ〇〇で消耗してるの?」といった、見方によっては凡人のサラリーマンはダサい的な見出しの煽り記事が増えています。

フリーランスで働く人に光る才能があるのは事実ですが、こういうキャッチコピーは、要は会社員に向いてない(やっていけない)人がそう主張してるだけなので気にすることはありません。

私は、組織で働くというのは一種の才能だと思っています。
なぜなら、他人への「共感性」がある程度ないと組織ではやっていけないからです。共感性はありすぎても悪い面がありますが、ないほうの弊害のほうが高いと思います。
人間、結局は何らかのコミュニティに属す必要がありますからね。

昨今の起業ブームの影響もあり、フリーランス最高!のような記事が増えましたが、進んでリスクの高い道を導くのもどうなのかと思っています。

繰り返しになりますが、サラリーマンをしながら副業を両立させることもじゅうぶん可能なのです。
そしてその結果、フリーランスの道が望ましい方向ならそこで初めてその手段をとればよいのです。

「すべてを投げ打ってその事業に集中しなければ成功するわけがないだろう!」という方が時々いますが、無責任で根拠のないロジックに騙されないでください。
それは最初からはっきりやりたいことが決まっていて、それでないと満足しない人ができることです。そうしなければ成功しない根拠があるわけでもないし、進んで大きなリスクを取ることはありません。

失恋する確率が高いのに、いきなりストレートに突撃して傷つきにいきたくはないでしょう?まずは相手と仲良くなることが重要です!

ふじよしだ
ふじよしだ
あ、イケハヤさんのことを嫌いということはまったくありませんのであしからず!
ほーくん
ほーくん
本当~?(ニヤニヤ)


まとめ:現代のトレンドは、会社に守られ副業で攻めることと心得るべし

一昔前の給料右肩上がりの時代とは異なり、今はサラリーマンの給料も上がりにくくなっていますし、結婚・出産、子育て、住宅購入というハードルの前には現代はひとつの会社で定年まで勤めあげるということが夢物語となりつつある時代です。

ただし、昔と比べて格段に(他の方法で)お金を稼ぎやすくなっているのも事実です。
今はネットでいくらでも知りたい情報が拾えるようになっていますし、少し前は身元の知れない怪しい内容のサイトも多かったのですが、善良な情報サイトが増えました。

とにかく興味を持ったことは始めてみることがすべてです!

そして、まずは裸一貫で勝負することは避けて、せっかくサラリーマンなんですから、会社に守られながらいろんな副業にチャレンジしてみるのがベストと思います。

ナスB
ナスB
メタルキングよろいが標準装備ってすごいことなんだよ!
ほーくん
ほーくん
そりゃ会社によりだろう。まあ、まだ武器はひのきのぼうだとしてもダメージを受けない(受けにくい)ってのは最強に近いよな。