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2019年6月の運用実績レポート
5月は全体的に軟調でしたが、6月は低空飛行スタートから始まり、中下旬で上下が激しい場面がありました。
一般的に、日本においては6月は株価が上がりやすい時期と言われています。
理由は主に3つあり、ひとつめは3月期の決算発表が5月で一段落し、6月で株式市場が落ち着く展開を見せるため、決算発表に伴う株価の下落リスクを嫌って資金を引き上げていた投資家がだんだん戻り始めること。
ふたつめは6月はボーナス月であり、個人投資家の資金が潤沢となることから、需給面から株価が上昇しやすくなること。
みっつめは、配当および株主優待の権利取りや株主総会ラッシュによって好材料の期待から株価が堅調になる傾向にあるためです。
その他、年金2,000万円問題の影響によりiDeCo申込みが殺到したり、下旬にはG20大阪サミットが開催され、注目されていたトランプ大統領と習近平国家主席が米中貿易戦争の休戦を発表したりしましたね。
様々な世論とイベントの影響を被った、波乱相場の6月でした。
そんな中、米国の株式市場ではそろそろリセッションの兆候も出ているとの話もあり、上昇相場でも油断ができない状態ですね。
個別株式投資
個別株式投資 6銘柄(投資金額240万円)
- アメリカンエキスプレス(AXP):+72,738円/配当金 2,292円
- 某医療セクター株:+23,000円/配当金 846円
- 某サービスセクター株:+124,100円
- シェブロン(CVX):+66,889円/配当金 15,008円
- ディアジオ(DEO):+38,385円/配当金 2,271円
- スリーエム(MMM):-62,665円/配当金 7,848円
One Tap BUY 5銘柄+1ETF(投資金額 12万円)
- アップル(AAPL):+5,433円/配当金 242円
- コカ・コーラ(KO):-446円/配当金 113円
- マクドナルド(MCD):+579円/配当金 134円
- アイビーエム(IBM):+649円/配当金 182円
- プロクターアンドギャンブル(PG):+1,001円/配当金 110円
- SPDR S&P 500 ETF(SPY):+1,025円/分配金 140円
投資信託(投資金額23,990円)
- 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド:+1,944円
- 円建て:+21,464円
- ドル建て:+354.61ドル
総論:米中貿易戦争はひとまず休戦・・・でも先行きはまったく楽観視できるものではありません。
というわけで、今月の利益は合計で+323,282円でした!
先月の2倍以上の利益です。ほんと株式は水モノですね・・・。
G20が終了したこともあり、そろそろトラ様(トランプ大統領)が次期大統領選の準備に入る時期を迎えていて、株式相場の上下を気にし始めると思います。
(とはいえ、ツイッターをみると株価は常に気にしている印象を受けますが)
アメリカでは中国をやっつけろ勢力がじわじわと強くなってきているため、相手国にガンガン申し入れをしまくる切り込み隊長のトラ様の支持率は(意外にも)高いのです。
そんな中、貿易戦争の全面対決が回避されたのは株価低迷を避けるため、つまり大統領選のためと言っても過言ではないでしょう。
トランプ政権の閣僚は相当頭のキレる手練れの集まりだと思います。中国がまたモラルに外れた行為(知的財産権の侵害)をしたとしたら・・・、うーん、想像したくもない。恐ろしい。
1ヶ月後は一体どうなっているのか、ますます相場から目が離せません。
それでは、また来月お会いしましょう!