お金あれこれ

自分でやってみて効果のあった節約術を公開します。

当ブログはサラリーマンが資産形成するためには副業が近道ということを主張していますが、より近道をするには、「無駄な支出を減らす」ことがとても重要です。

せっかく稼いでも、それ以上に使っていたり浪費が癖になってしまっては単純に投資に費やすお金が増えませんし、副業も意味がなくなってしまいますからね。

ただし、この「無駄」の概念も人によってまちまちです。
減らすべきでない部分に手をつけてしまうと、続けるにしたがってストレスがたまることになります。

ふじよしだ
ふじよしだ
ふじよしだは食べることが大好きな大食い人間なので、ごはんを減らすとストレスがたまってしまいます・・・
ほーくん
ほーくん
結構な金額使っちゃってるけど、ジム通いやめるとか、本買うのは減らしたくないな。
ナスB
ナスB
お料理教室は楽しいから、趣味だけど削りたくないよー!

結論を言うと、減らすのを検討すべきなのは「固定費」です。
家庭における4大固定費は「住宅」「自動車」「保険」「通信」といわれています。
特に多くの支出を占める部分をいかに減らせるかがポイント。

娯楽性の強い趣味となると話は別ですが、日々の楽しみやストレス解消法については下手に減らしてしまうと余計にストレスがたまることになり、逆効果です。

日本人は真面目で勤勉なこともあり、コツコツ・積上げ節約が主流の傾向にありますが、まずは簡単に大幅カットできる部分を実行してからにしてみませんか?

ふじよしだが実行してみて実際に効果のあったものを以下のとおり公開しますので、ご参考になれば幸いです。

見直してみてよかった節約術・経費削減方法はこれです。【固定費編】

スマホを格安SIMに変える

まずは、いろんなところで叫ばれているキャリアスマホから格安SIMへの乗り換えです。

私は2年前まではドコモのキャリアユーザーで月額8,000円ほどかかっていましたが、現在はドコモ系の格安SIMを使っており、月額2,000円程度になりました。
1人当たり年間72,000円の節約、夫婦で乗り換えたので計144,000円の削減ができました。

そもそも日本のキャリアの携帯会社は、料金体系やシステムが独特かつ複雑でモヤっとする部分が多いのですが、格安SIM会社の料金体系はいたってシンプルです。
端末とSIM(回線)を別の会社が取り扱っているため、端末料金の節約がしやすいです。

手っ取り早い固定費の節約になる上に、乗り換え後のデメリットも特にありません。
まだの方はぜひご検討ください。

ふじよしだ
ふじよしだ
格安SIM会社の回し者ではありません。念のため。

クレジットカードは家族カードを作る

キャッシュレス時代の到来で、生活必需品ともなっているクレジットカード。
ご家族がいる場合は個々人の契約ではなく、ぜひ家族カードを作ってください。

我が家で持っているクレジットカードは、夫が親カードで私が子カード(家族カード)です。家族カードの請求は親カードに行く仕組みです。
利用明細がバラバラでなく一括で見られるので家計の管理にも便利♪

個人的には、サラリーマンの方で交通費が支給されている場合は、購入の際、現金ではなく必ずクレジットカードを使うことをおすすめします。
これのポイント還元が本っ当にバカになりません。実質タダで大量のポイントゲットができる最たる例です。

家族カードは枚数制限がありますが無料で作れる会社が多く、使わない手はありません。
ぜひご検討ください。

ナスB
ナスB
カード会社の回し者ではありません。念のため。

公共料金の見直しをする

最近、CMでもよくみかける「おまとめ請求」。
これを進めるんでしょ?と思ったそこのあなた。残念ながら違います・・・。

我が家は電気・ガス料金のおまとめ請求のシミュレーションをしたら、むしろ損をするタイプの家庭でした。

実はすでに現住居(マンション)がエコ対応のつくりだったとか、共働きだから日中ほぼ家にいないとか、そういった例外の事情がある場合、まとめるからって安くなるとは限らないんですよね。

そのため、最初から安くなるからと決めつけず、必ずシミュレーションをしてから加入することをおすすめします。(おまとめ請求のシミュレーションはホームページで簡単にすることができます。)

ただし、当初設定のアンペア数が高かったためその点を見直した結果、電気代がかなり安くなりました。
むしろ今まで払い過ぎていたので、見直してよかったという結果でした。

ほーくん
ほーくん
ここも回し者風にいくかと思ったけどむしろディスった風になったね?

保険の不要部分を見直し、あるいは解約する

日本には素晴らしい医療保険制度が整っていまして、基本的には民間の加入保険(特に医療保険)は不要かなと思っています。

私は数年前に所属していた会社で団体扱いの生命保険(定額より少し保険料が安くなって加入できるタイプ)にいくつか入っていましたが、辞めてからは団体扱いが外れ保険料が高くなってしまったこともあり、その会社で加入していた保険はすべて解約しました。

生命保険業界も今は相当顧客獲得に厳しい時代のようで、解約申し出をしたときは担当者にかなり引き留められました。付き合いで軽く入ってしまうと後々こういうちょっとした罪悪感を抱くことになります。

もうひとつ、20代前半のときに契約した養老保険があり、ズルズルと続けていますがこれも実は辞めたいところです。

残念ながら後発でiDeCo(掛金すべてが所得控除となる、受取時にも退職所得控除がきくなど節税メリット抜群の制度)ができてしまったので、さほど退職金が望めないサラリーマンをしている以上、節税面でもそちらに乗り換えない手はないからです。

ですが、日本が相も変わらずデフレ社会なので、解約するかどうか今のところは様子を見ております。
皆さんも状況に応じて見直しをしてみてくださいね!

ほーくん
ほーくん
ふじよしだによると、今加入の養老保険のメリットはもはや早く死ぬことのみ(満期金と同じ額がもらえるから)だと気づいてしまったときは泣きそうになったそうだ。昔と違って今の貯蓄型保険って利率低いもんな~。

見直してみてよかった節約術・経費削減方法はこれです。【流動費・その他裏技編】

外食はグルメモニターを活用し、PeXで還元する

グルメモニターの多くは、ポイントサイトが展開しているサービスのひとつであることが多いと思います。

そのため、キャッシュバック自体はないですが、ポイントは比較的高い割合でバックされる傾向にあります。

私は外食(あるいは飲み会)をするときはあらかじめグルメモニターを申込み、飲食後にアンケートを投稿し、ポイントをゲットしたら「PeX」というポイント交換サイトに集めてキャッシュバックする方法をとっています。
(内容がなんのこっちゃという方・興味をお持ちの方は、PeX公式サイトをご確認ください。)

グルメモニター案件によっては、実質タダで外食できる場合もあります。
アンケートを提出する手間はありますが、その点がさほど苦にならない方にはおすすめできる節約法ですので、ぜひお試しください。

ナスB
ナスB
節約というよりがっつり副業ね♪

メルカリで必要なものは購入し、不要なものは断捨離する

メルカリは中古品購入の宝庫です。生活品や衣服などは意外と安くなんでも揃っちゃうという印象です。

個人的には、よい買い物をしたと思うのがスマホ(端末のみ)でした。
ちょっと前にスマホを落として画面をバキバキに壊してしまい、急きょメルカリで中古のiphone6s plusを買いましたが、翌日に届いた上に、品質もよくなんの問題もありませんでした。
しかも128GBなのに25,000円とかなりのお買い得品。今回はきちんとカバーもつけて、長く大事に使いたいと思います。

また、断捨離にも役立つのがメルカリです。
結婚式のときに使ったグローブとか、ブライダルインナーとか、小物とか。意外と需要あるんだなと思ったものも多く驚きでした。

定期的に出品して小遣い稼ぎをしております。

ふじよしだ
ふじよしだ
メルカリの回し者ではありません(本日2回目)。

節約・経費削減に役立つアプリのダウンロード

節約に役立つアプリはたくさんありますが、個人的にこれはお得だったと特に感じたのは以下の2つです。

タウンWiFi

今は「絶対に使うべきおすすめアプリ〇選!」といったまとめサイトにも載っていることもあり、使っている人もよく見かけるようになりました。

タウンWiFiとは、街中に設置されている公衆無線LANに自動的に接続してくれるアプリです。
スマホ容量を抑え、パケット代を節約できるのがメリット。

私は格安SIMユーザーのため、公衆無線LANにサクッとつなげるサービスはすごくありがたいです。これがあると容量をかなり節約できるので安いプランで事足りますし。
データ通信量も表示され、これだけ節約できたんだとわかるのも地味にうれしい。

そのうち、外に出れば(街中なら)SIMなしでネット使い放題の時代がきたりして・・・。
オリンピック期間ならもしかしたらありえそうじゃないですか?

Kindle Unlimited初回30日無料体験

これも、意外と知られているようで知られていないので紹介します。

Amazonが提供するサービス「Kindle Unlimited」は月額980円で電子書籍読み放題のサービスですが、初めて利用する人には30日間の無料体験がついてきます。

この無料体験だけ利用し、月額料金が発生する前に退会することがなんと認められているのです。もちろんAmazonは公式にそう言ってるわけじゃありませんけど。

おそらく、このサービスを利用するメリットは継続することにある(定期購読の雑誌など)ため、そのまま継続をする人が多いからだと思うのですが、一時的に読みたい本が何冊かある人、買うのに迷っている本が数冊ある人には大変便利な無料体験サービスです。

かくいう私も、普段は本や雑誌を読むときには地域の図書館を使っていますが、気になる新書が数冊出たときにこちらを登録して一気にまとめ読みしました。
(無料体験で登録できるのは10冊までですが、じゅうぶんでした。)

そのときは初月で解約しましたが、月額980円なので、月に読む本や雑誌が2~3冊以上あるなら継続したほうがお得ですね。

まとめ:節約術も昔とは変わってきている。通信費は現代の必要不可欠経費だけど工夫次第で抑えやすい経費でもある

いかがでしたでしょうか。

こうしてまとめてみると、固定費の中にスマホやPCなどが必須になっている現代、それに付随するサービスの経費をいかにうまく抑えるかが肝になっている気がします。

冒頭でも述べましたが、家庭における4大固定費は「住宅」「自動車」「保険」「通信」です。
少し昔(15~20年前くらい)は前者3つのみだった気がしますが、通信費も立派な固定費に昇格(?)しましたね。

しかし、ちょっと工夫をすればガッツリ節約できるのもこの通信費です。
また、うまくサービスを利用することで他の固定費を抑えることができる特徴もあります。

つまりは、いわゆる情弱と呼ばれる人が多くのお金を負担し、そうでない人がより効率的な節約と経費削減ができる現状となってしまっているわけですが、いいかげんこういう機会不均等というか不条理ってどうにかならないのかな・・・と少々うんざりしています。
そもそも知る機会の持てない人にはどうしようもないことですからね。

情報のアンテナが高く、かつ実行できるみなさんは、ぜひご両親や友達にも教えてあげてくださいね。